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🩹解凍できないZIPの修復

「圧縮(zip形式)フォルダーは無効です」「パスが長すぎます(0x80010135)」などと出て解凍できないZIPの原因を調べ、Windowsでそのまま解凍できるZIPに直します。ソフトのインストールは不要で、会社のパソコンでもブラウザだけで使えます。中身のデータはそのままで名前だけを直すので、大きなZIPでもすぐに終わります。

ZIPはサーバーに送信されません(ブラウザ内で処理)

1解凍できないZIPを選ぶ

使い方

  1. 解凍できないZIPファイルを選ぶか、枠にドラッグ&ドロップします。
  2. 診断結果に、解凍できない原因と、このツールで直せるかどうかが表示されます。
  3. 「直し方」で直す内容を確認します。名前が変わるファイルは、元のパスと新しいパスの一覧で確かめられます。
  4. 「修復したZIPを保存」を押すと、直したZIPがダウンロードされます。Windowsの「すべて展開」でそのまま解凍できます。

「圧縮(zip形式)フォルダーは無効です」と出て開けない原因

ZIPを開こうとすると「フォルダーを開くことができません。圧縮(zip形式)フォルダー「…」は無効です。」と出る場合、多くはZIPの中に記録された名前(フォルダ名+ファイル名)が長すぎるのが原因です。Windowsのエクスプローラーは、ZIPの中の名前が260バイト以上のものが1つでもあると、ZIP全体を開けません。

日本語は1文字3バイト(UTF-8)で数えるので、日本語だけの名前なら、フォルダ名とファイル名を合わせて約86文字で上限に届きます。ZIPを置く場所や展開先とは関係なく決まるため、デスクトップやCドライブの直下に移しても開けません。ZIPそのものは壊れていません。

このツールでZIPを読み込むと、上限を超える名前の数と、いちばん長い名前のバイト数を表示します。修復すると、上限に収まるように名前を短くしたZIPができ、エクスプローラーでそのまま開いて解凍できます。

「パスが長すぎます」(0x80010135)と出て展開が止まる原因

ZIPは開けるのに、「すべて展開」やファイルのコピーで「パスが長すぎます」「エラー 0x80010135」などと出て止まるのは、展開先を含めたファイルのパスが、Windowsの上限(260文字)を超えているためです。パスとは「C:\Users\…\フォルダ名\ファイル名」のように、ドライブから順にたどった名前全体のことです。

こちらは展開先の長さも含めて数えるので、ダウンロードフォルダなど深い場所に展開すると起こりやすくなります。このツールは展開先の長さも含めて、2つの上限の両方に収まるように名前を短くします。

SharePoint・OneDrive・Teamsでダウンロードしたフォルダが開けないとき

SharePoint・OneDrive・Teamsでは、フォルダ名とファイル名を合わせて400文字までのパスを使えます。フォルダごとダウンロードすると、選んだフォルダから下の階層がそのままZIPに入るので、クラウドでは問題なく使えていた長い名前が、Windowsの上限を超えてしまいます。社内の資料は階層が深く、フォルダ名やファイル名も長くなりがちなので、典型的な例です。

このツールの「上位の共通フォルダを省く」を使うと、すべてのファイルが入っている一番上のフォルダを省いて、そのぶん名前を短くできます。それでも長いファイルだけ名前を短くし、どのファイルがどう変わったかは名前の対応表(CSV)で確かめられます。ダウンロードするときに、必要な下の階層のフォルダだけを選ぶのも効果的です。

サービスごとの注意点やダウンロード前にできる対策は、「SharePoint・Teams・OneDrive・GoogleドライブでダウンロードしたZIPが開けないときの原因と直し方」で解説しています。

会社のパソコンで7-Zipなどのソフトを入れられないとき

名前が長いZIPも、7-Zipなどの解凍ソフトなら開けることがありますが、会社のパソコンではソフトをインストールできないこともよくあります。Windowsに入っているPowerShellの「Expand-Archive」でも展開できますが、コマンドの入力が必要なうえ、展開したファイルは名前が長いままです。このツールはブラウザ(Chrome・Edgeなど)だけで動き、エクスプローラーでそのまま開けるZIPに直せるので、ほかの人に送るときにも困りません。

PowerShellやtarコマンドで展開する方法との違いは、「7-Zipなし・インストールなしでZIPを解凍する方法」で比べています。

ZIPはブラウザの中だけで処理し、どこにも送信しないので、業務のファイルでも安心して使えます。

ZIPが解凍できないそのほかの原因

中身はそのままで、名前だけを直します

修復したZIPは、元のZIPの中のデータを解凍・再圧縮せずにそのまま使い、名前と目次だけを作り直します。そのため数GBのZIPでもすぐに終わり、ファイルの中身が変わることもありません。ファイル名はUTF-8(印付き)で書き直すので、Windows 10・11とMacのどちらでも文字化けしません。

途中で切れたZIPは、先頭から読み取れたファイルだけを入れて作り直します。壊れている部分のデータそのものを元に戻すことはできません。

展開先の長さについて

「パスが長すぎます」の上限(260文字)は、ZIPの中の名前だけでなく、展開先のフォルダの長さも含めて数えます。ダウンロードフォルダで「すべて展開」すると、「C:\Users\ユーザー名\Downloads\ZIPの名前\」の分が足されます。展開先の欄を実際の場所に合わせると、より正確に判定できます。

一方、「無効です」の上限(260バイト)はZIPの中の名前だけで決まるので、短い場所に展開しても解決しません。名前を短くしたZIPに直す必要があります。

よくある質問

ZIPがサーバーにアップロードされることはありますか?
ありません。読み込み・診断・修復まで、すべてお使いのブラウザの中で処理します。
スマホでは解凍できるのに、パソコンでは解凍できないのはなぜですか?
名前の長さの上限が、Windowsのエクスプローラー特有の制限だからです。スマホやMacでは同じZIPを開けても、Windowsでは「無効です」「パスが長すぎます」と出て止まることがあります。このツールで名前を短くすると、Windowsでも解凍できます。
Windowsの「長いパス」を有効にすれば解凍できますか?
「無効です」のほうは解決しません。エクスプローラーのZIP機能は長いパスの設定を使わないため、設定を有効にしても260バイト以上の名前を含むZIPは開けません。会社のパソコンでは設定を変える権限がないこともよくあります。名前を短くしたZIPに直す方が確実です。詳しくは「Windowsの「長いパス」を有効にすればZIPは解凍できる?」をご覧ください。
修復するとファイルの中身は変わりますか?
変わりません。中のデータはそのまま使い、名前と目次だけを作り直します。
どのくらい大きなZIPまで使えますか?
数GBのZIPでも使えます。4GBを超えるZIP(ZIP64形式)にも対応しています。中身の検査(壊れたファイルの確認)は、全体を読むため時間がかかります。
パスワード付きのZIPは直せますか?
パスワードを外すことはできません。名前の修復はでき、修復したZIPを展開するときに元のパスワードを入力します。
壊れたファイルを元に戻せますか?
できません。壊れていないファイルだけを取り出して、新しいZIPを作ります。

関連ツール

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